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COLUMN

ワークショップレポート 『自分だけのMY珠数づくり』

 

250年にわたる京念珠の技と心を体験する。

 

先月6月29日に、coto mono michi at TOKYO 墨田区押上本店で開催された

自分だけのMY珠数づくりのワークショップの様子をご紹介いたします。

 

今回開催したワークショップは
「言霊入りのパワーストーンを選び自分だけのオリジナルブレスレット」と
「好みの珠と房を選びオリジナルの片手珠数」を作るという内容。

 

 

今回お招きした講師は、京極町の地で250年にもわたり、
その伝統と心を今に伝えてきた職人(株)中野伊助 代表取締役 中野恵介さん。

 

 

京念珠は京都市指定工芸品ですが、
珠数自体は平安、鎌倉と仏教の教えが広まる時代と同時期に使われるようになりました。

 

 

人生には珠数を持つタイミングは3回と言われています。
親から貰う。
社会人になったら買う。
観光地に行ったら時、土産物屋で買う。
人生で数回しか買わない珠数を
自分の手で作れるとの事で参加された方も楽しみにされていました。

 

 

まずは、中野さんから
そもそも数珠とは何ぞや?というところから講義がスタート。
一般的な数珠の呼び方や種類、
その歴史や宗派の違いや形、持ち方等、
ここでしか聞けない貴重な珠数の裏側の話をして頂きました。

 

皆さん、興味深々でお話に耳を傾けていた様子です。

 

講義が終わり実際に、ブレスレットと珠数づくりが開始です。

 

 

まずは、ブレスレット作りから。

 

ブレスレットづくりで大事なのは珠選び。

その珠を選ぶ際に、必要な事が自分の気持ちに正直に向き合う事。
なぜなら、その珠自身一つ一つに”意味”がある事を中野さんが説明。
皆さん、配られたパワーストーンのリストから、ご自身の気持ちに合う珠を選んでいきました。

 

 

自身のサイズに合う形に珠をはめ込みながら製作。
出来上がりは
カラフルなものもあれば、トーン1色も。
自分の気持ちに向き合いながら。
まさに自分だけのブレスレッドになります。

 

 

珠数づくりは
そもそも、講師の中野さん自体も「片手珠数」のワークショップを行うこと自体が初めてです。
その理由は、本格的な珠数づくりは蓄積された伝統の技術あってこそ。

伝統の技を参加されている方に説明して作っていただく。
お客様と職人同士、初めての経験でした。
用意された黒檀や水晶等の珠素材をお選び頂き
選んで頂いた房と親玉を四つ編みで編み込みます。

 

 

250年の伝統技術を目の当たりにし、参加された皆様、初めは苦戦していましたが2つ目の房を繋ぐあたりから、慣れてきた様子でした。

 

講師の中野さんも、技術を伝える事を意識されており
丁寧に一人一人教えられていました。

 

 

初めは苦戦されていた皆様、

珠数が出来上がると

手をかけた分だけ愛着が湧いたようで

非常に満足されていました。

まさに ”自分だけのMY珠数づくり。”

手軽ではないからこそ、愛着のもてる逸品となります。

 

 

「今まではなんとなく貰った数珠を使っていたが、

自分で選んで作るのは愛着が湧き一生大事にしようと思う」

「宗派の違いやそれぞれの持ち方がある事は知らなかった。良い時間になった」

と、お声を頂きました。

 

 

ご参加下さった皆様、

講師としてはるばる京都からお越しいただいた

「(株)中野伊助」中野恵介様、誠にありがとうございました。」

 

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