読みもの


COLUMN

イベントレポート『石乃濱田・富山県からのオンライン商品&工場説明会』

2020年10月24日(土)に開催いたしました、オンライン商品説明会の様子をご紹介させていただきます。

富山県滑川市にて、四代にわたり墓石、神社仏閣、建築などの石材工事を行ってきた石乃濱田・濱田佳宏さんと

コトモノミチatTOKYOでzoomをつなぎ、オンラインで商品説明会を行いました。

参加された方は、濱田さんとセメントプロデュースデザインとの協業商品「石乃炙鉢」を既にご購入の方や、これから購入を検討されている方、

御影石についてもっと知りたいという方にご参加頂きました。

まず、濱田さんが自社の工場内を案内し、「石乃炙鉢」の製造工程を紹介しました。

大きな石材を切断し立方体にする様子を実際に行ったり、

炙り鉢のくり抜かれている円柱の箇所は石の灯篭を作る技術が使われていることなどをライブ感を持って説明されました。

次に、石材業界全体のお話と、なぜ石工の濱田さんが「石乃炙鉢」を作るに至ったかを当時を回想しながらお話されました。

「石材業界全体は目減りをしている現状の為、

何か自分から次のアクションを起こさなければ、御影石の魅力が人々に伝わらない」という危機感があったこと。

色々な展示会を視察し、他にも素晴らしい商品がある中で、

自分の技術や素材で、どこまで再現できるか、喜んでもらえるモノを作れるか模索していた日々。

作っては失敗し、挑戦しては打ちのめされ、何度も諦めずに繰り返すことで、ようやく完成したこと。

着想から述べ1年を用したことなど、商品のものづくりの背景もお話しいただきました。

参加された方からは

「自分が買った商品が濱田さんのような若い方によって作られているなんて感心した」

「商品の開発の経緯等が聞けることによって、より使っていきたいと思いました」

「特注オーダーはできるのかしら(できます!)」

等と、皆様から濱田さんへの質問や感想などが上がりました。

「御影石の魅力をより多くの人に伝えていきたい。そのためには、新作も作っていきたい」こともお話をされ、
新作の御影石で出来たお皿を皆様に紹介されました。

最後に、濱田さんから今回のオンライン説明会にご参加頂いた方へ「箸置き」のプレゼントがありました。

磨きの工程自体1時間をかけている為、ぜひご愛用くださいとの事です。

石の魅力、濱田さんの実直な人柄が伝わるオンライン説明会となりました。

引き続き、コトモノミチatTOKYOでは、職人さんとお客様をつなげる企画やものづくりの背景が見える企画等を行っていけたらと考えています。

ご参加頂いた皆様、石乃濱田・濱田佳宏様 本当にありがとうございました。

石乃炙鉢の商品情報はコチラ

一覧へ