職人BAR vol.3

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「金型屋」と聞いて、例えば近所のスーパーのように身近に感じて頂ける方はどれ程いらっしゃるのでしょうか。
 

おそらくこのブログを見ている中でも、金型屋さんに足を踏み入れたことがある方はほぼいらっしゃらないか、もしくはお仕事でお付き合いがある方がほとんどではないでしょうか。
 

今回、職人BAR vol.3に登壇して下さった株式会社MGNET・代表取締役の武田修美氏はそんな「金型屋」と一般ユーザーを最も近い距離に近づけた人物といっても過言ではないかもしれません。
 

お父様が「武田金型製作所」として金型屋を運営しており、プレス金型の設計、制作、修理をしています。様々な過程を経て生まれたのが、武田金型製作所の商品開発と販売を担う「MGNET」です。
 

「金型屋」だからこそ出来ること、「金型屋」として培ってきた技術を最大に生かすにはどうしたらいいのか。
デザイン性でもなく、機能美でもなく、その「技術美」に着目し開発したのが、マグネシウムの名刺ケースでした。
 

「マグネシウム」という素材は、実用金属の中で最も軽く、アルミの6倍ほどの価格になる上、常温でのプレス加工が難しい上に高度な表面処理も必要になる、大変手間のかかる素材です。
 

その為、ほとんどキャスト成形(溶解して、金型に流し込んで成形する方法)が多く使われるのですが、そこを長年培った「金型屋」の技術を駆使しプレス加工での成形に成功させたのです。
 

おかげで、より軽く、そしてより薄いマグネシウムの名刺ケースが誕生致しました。
 

常に挑戦し続ける彼らは、自社の名刺ケースの開発と販売だけに留まらず、様々な企業とコラボレーションし新たな製品を生み出したり、プロモーション活動の協力、また観光業まで幅広く活躍されています。
 

「金型」について熱く語って頂くこと2時間弱。最後に「今後は何を作りたいですか?」との質問に、

「車を作りたいですね。うちの金型で」とおっしゃっていた武田氏。
 

どんな分野にも前向きに、積極的に、そしてそれがいかにも楽しそうに向かう武田さんを見ていると、その夢もはるか遠い未来のことではない気がします。
 

ますますのご活躍、お祈り申し上げます!また、貴重なお話をして頂き、誠にありがとうございました!!
 

ご参加された皆様もありがとうございました。引き続き宜しくお願い申し上げます!magnet_web033
 

◎今回登壇頂いたMGNET様については、こちら