産地ゴト展 vol.01 鯖江 ワークショップレポート②

鯖江の技を学ぶ

産地ゴト展 vol.01 鯖江開催に伴い、
鯖江からめがね職人、漆の塗り師をお呼びし、
それぞれの技術を体験出来るワークショップを開催!
職人が懇切丁寧に教えてくださったおかげで、参加者みなさん難しいポイントもクリアし、
とても素敵な商品が完成致しました。
ワークショップ第ニ弾「拭き漆を施してつくる漆器のお椀」のご報告です!
 

 

 

拭き漆を施してつくる漆器のお椀

 

今回講師としてお呼びしたのは、漆琳堂の内田徹さん。

 

内田さんは県内最年少で伝統工芸師になった方で、幅広い方に漆器を使って頂けるよう漆の色や塗りの工程など、様々なことを工夫しながらモノづくりを進めていらっしゃいます。

 

内田さん(漆琳堂)が手がけた、色鮮やかな拭き漆のお椀▼DSC_0642-1

 

内田さんより、漆琳堂の歴史や漆について、そして鯖江で作られる漆器・越前漆器についてお話頂くことからワークショップ開始。

 

今回の講師、伝統工芸である内田徹氏▼

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越前漆器は、漆器の下地となる木地(きじ)から他の産地の漆器との違いがあり、「縦木取り」という材料の取り方によって作られます。この取り方は、木を立てた状態で輪切りにしそこから材料を取って行く方法なのですが、変形が少なく割れにくいという特徴があります。

 

他の漆器と比べてリーズナブルなのも、素材が丈夫でしっかりしているので補強するための塗りを何度も重ねる必要がないからこそ。越前漆器、何ともありがたい漆器ですね。

 


越前漆器についての知識を蓄えたところで、漆器づくりスタートです!

 

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まずは、手で触れて滑らかになるまでサンドペーパーで丁寧に磨いていきます。

 

やはりご自身で使われる器なので皆さん納得いくまで磨き続け、中には10分以上磨き続けていた方もいらっしゃいました。

 

丁寧に丁寧に磨くこと数分、いよいよ漆塗りの工程へ。

 

内田さんは「本当の拭き漆を教えたいから」と素材にもこだわり、木の樹液を採取しホコリなどを取り除いただけの生漆(きうるし)をご用意下さいました。

 

こちらが生漆(きうるし)。ミルクティーのような色から、空気と触れることでどんどん茶色く濃くなってきます▼

 

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塗っては布で拭いて様子を見ながら丁寧に塗り進めます。

 

漆は湿気で乾燥する、不思議な特性を持っていることをご存知でしょうか。

 

当日の天候は少し湿気があったため「今日は乾燥しやすい気候だから」と、
布で拭くタイミングも細かく指導が入りました。

 

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高台部分のふちの部分など、塗りにくいところのポイントを懇切丁寧に
教えてくださったおかげで、皆さんの作品は全て美しく、拭き漆体験は無事終了。
 
皆さんが手がけた、美しい拭き漆の漆器たち▼CA6A0582

 

ここから、内田さん始め漆琳堂の職人さんが、

同じ拭き漆の工程を4回繰り返し艶を出し、仕上げて下さいます。

 

完成まで1ヶ月半・・皆さんの作品がどんな風に完成されるのか、今から楽しみですね!

 

ご参加頂いた皆さん、本当に有り難うございました。

漆器が届くまで、今しばらくお待ちください。

 

教えて下さった内田さん、誠にありがとうございました!

 

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1件のコメント

  1. […] たらどんな漢字か教えて下さい! 「実(みのり)」   会期中の9月5日には、拭き漆のワークショップをしていただきました! >>ワークショップのレポートはこちら   […]

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